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LOVEandPAINコメント

小島麻子

「ギターを抱いて」を初めてLIVEで聴いた時のこと、今でも覚えてます。
いきなり、着てた服を全部脱がされちゃったみたいに、無防備にさせるんですよ、あの歌は。
いつの間にか、奥の方にしまうことを覚えた感情のほこりを払うみたいに、ふっ…と息をかけられたような感覚。
訳もわからず涙が出ました。

人間ってのは、切なくて、哀しくて、愛おしくて、かわいい。。
ルンヒャン女史の歌は、そんなことをいつも思わせてくれます。
ソウルとか、R&Bとか、POPSとか、そういうことよりも、ジャンルは「人間」。って感じ。
だからわたしは、あなたの歌がとても好きなんです。
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LOVEandPAINコメント

末崎裕之

「いつまでも君が隣にいてくれたら 今日も明日もずっと幸せ」
そこに続くのは、「それだけでいい」ではなく、「それだけでいいのに」。
ひとことで説明するとすれば、彼女はそういうシンガー・ソングライターだ。
この6曲に描かれるのは、求めようとする気持ちと離れようとする気持ち。愛情と苦悩。希望と不安。
あるいは、後悔と決意。疑念と信頼。未熟と感謝。
それは、幸せが不幸せに、不幸せが幸せに似ていることを思い起こさせる。
「光と影は違うようで同じ答えを持つの」。
彼女はきっとこれからも、そういう日々の明暗とそのグラデーションを歌い紡いでいくだろう。
そして、まだ聴いたことがないというあなた。
彼女の音楽に触れるのに、“遅すぎる”なんてことはないですよ。