九州で育った年月を、東京に来て過ごした年月がとうとう追い越してしまいました。
歩幅も思考回路も生活スタイルも気付けば都会のスピードになってる。
それは決して悪いことじゃないけれど、先日都内を離れて緑の中にでかけてきたら新発見が多くて。
向かったのは箱根の強羅駅。昔関わった井上ひさしさんの作品「箱根強羅ホテル」を思い出す。
人工的な音がない世界にいくと初めは無音が逆にうるさい。耳の奥にどーーんと迫ってくる。
でも徐々に慣れてくると、自分が普段いかに色んな音に囲まれ、どれもこれも聞き逃すまいとしすぎて精神をすり減らしてしまっているかがよく分かる。
いつもは手に持ちがちな携帯はポッケの奥に入れて美術館巡りしたり、お抹茶飲んだり。
お土産やさんに置いてあった箱根細工のひみつ箱の開け方にしばらく夢中になったり。
これどうやって開けるんですか?って店員さんに聞いたら「買わないと分からないかもね!?」と言われて、くそー絶対いま!ここで!さらっと!開けてやる!といらぬところで負けず嫌いを発揮、なんて営業妨害な。。。
とにもかくにも体に心にじわーっと癒しエッセンスが浸透した、素敵なDay tripでした。
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2015.6.28
箱根