「さよならの意味」そして「R.I.P.」映像公開。
2015.03.27
「さよならの意味」ミュージックビデオのフルバージョンが公開されました。 以前も紹介させていただきましたが、映像ディレクターにF.O.H.のARATAさんをお迎えして、ストーリー性のあるとても素敵な仕上がりにしていただきました。 私のお気に入りのシーンはシャワーの水が逆戻りする中で歌うところです。花が舞ってるみたいで好きなのです。 そしてもうひとつ動画が公開されました。 俳優でありながら監督&主演として作品を作ることになった大門嵩から、映画音楽を担当してほしいと依頼され作ったピアノ曲「R.I.P.」。 この曲を作ったのはドラソビルボードの次の日。 個人的に知人を失った日であり私自身も何かが大きく変わった日。 そんな時に、真っ暗なスタジオの中で自分の手からただただ流れ出るこの音達を、大門が両手で抱きしめてくれた。 すんごいタイミングでアウトプットさせてくれたなあと今になって思う。 こうゆう形でしか折り合いがつけられなかったっぽい自分にもびっくりした。 誰かにとって救いになれば・・・なんて言いながら、自分が思いっきり救われてるんじゃん音楽に、って。
音楽は瞬時にその頃の自分を呼び戻してくれるよね。 忘れてた初恋や手放したはずの思い出、遠い記憶、いいことも悪いことも。 この曲は私にとって、あの時に胸の奥に染み付いたなんともいえないブルーな気持ちと同時に、周りの涙と、笑顔と、そして平和を祈る心へと導いてくれる。 映画がメインで音楽はあくまでその後ろだったはずなのに、 私の音楽をメインにして、新たにミュージックビデオとして編集しプレゼントしてくれた大門嵩、JON COX、そして音録りをサポートしてくれたスタジオハピネスの平野さん。また直接お会いできてないけれどこの作品に関わったであろうたくさんの方々。ありがとう。 本編はこれから色んな映画祭に出品されるようなので、こんな作品が世に放たれたということを記憶に留めていてください。 「殻の無いカタツムリと水掻きの無いカエル」。 大門、いい知らせが届くといいね。